【質問は人間関係を作るためのものではない!?】
2018/02/24
先日、青木師匠の著書「最強フレーズ50」を
読み返していて、びっくりした一文がありました。
「質問は、コミュニケーションを円滑にして、
人間関係をつくるためのものではないのです。」
という一文でした。
思わず読み間違えたかと思って読み直しましたが、
間違いなくそう書いてあります。
みなさんに間違ったことを伝えしてしまったかと、
ドキッとしたのですが、真意はこうでした。
質問は相手を知るためにするもの。
質問することで、相手の感情や思考を知ることができる。
質問を深めていくことで、
相手の生き方、人間性、大事にしている価値観を
知ることができる。
その結果として
コミュニケーションが円滑になっていたり、
人間関係ができていたりする。
あくまでも質問は相手を知るためにするもの。
相手のことを純粋に「知りたい」と思って聞くのか、
「人間関係を築こう」と思って聞くのか、
では相手に与える印象が違ってくるのだと思います。
私はもしかしたらセールスの場面では
後者の気持ちがあったかもしれません。
いや、ありました。反省です(*_*)
純粋に「相手を知りたい」と思って質問をして、
話を深めていくことが大切なのですが、そのコツは
「自分が体験していような気持ちで話を聞くこと」です。
そうすることで「もっと詳しく聞きたい」と
疑問が湧いてきて、質問が自然と出てきます。
共感も自然体で出てきます。
話は広げる必要はありません。深めたらいいのです。
どんな些細な出来事からも、深い部分まで聞けたら
相手の大事にしている価値観が出てきます。
あなたはどんな気持ちで質問をしていますか?
質問は人間関係を作るためにするものではありません。
相手を知るためにするものです。
純粋な気持ちで質問しましょう^^