【顧客教育の5ステップのおさらい】
2018/02/15

「顧客教育」の目的は何でしょうか??
それは相手の欲求を引き出す事です。
「それ欲しい」って思ってもらう事です。
プレゼンの前のアプローチであれば
前のめりで聞く姿勢を作ることです。
私は当たり前のように
現状→欲求→解決策→欲求再確認→提案
と繰り返しておりましたが
ロープレ会でここの解釈について
色々と議論がありましたので、
おさらいしたいと思います。
①現状:現状を聞く。
「現状はどんな感じですか?」
②欲求:願望や課題を聞く。
「どうなったらいいな、とか考えられてますか?」
③解決策:欲求を叶えるためにやっていることを聞く。
「そのために、具体的に何か対策されてますか?」
④欲求再確認:①②を振り返る。
「なるほど。そういった現状から○○になったら
いいな、とお思いと言う事ですか??」
⑤提案:オファー
「じゃあ、お役に立てると思いますよ!!
お話聞かれませんか?」
それぞれのパートには目的があります。
①は字のごとく現状の把握。
②現状と理想のギャップに気付いてもらうこと。
③は有効な対策を打ててない自分に気付いてもらう事。
④は欲求を高めて提案にスムーズに入ること。
⑤はそのまま提案。
特に③解決策という部分が
分かりにくいという意見がありました。
欲求はあるけど「自分では解決できない」と
自ら気付き、口にしてもらう事が
このパートの最大のポイントです。
多くの営業マンは②欲求を聞いて
「自分の商品で解決できる!!」
と思って③④を飛ばしてしまいます。
それではまだ欲求が浅いのです。
③で「自分では解決できないこと」に
気付いてもらった上での提案だから
お客様は聞きたくなるのです。
必要があれば③の時に
「いつから(欲求のことを)考えてたのですか?」
と質問してあげると、
長いこと放置していた自分にも気が付きます。
これは本にはまだ本には書かれていない
裏メニューだと思います。
セミナーで教えてもらいました。
とにかく⑤提案するまでは
何度でも前に戻ることが出来ます。
相手の欲求が高まるまで聞きまくりましょう!!