【行動を加速させたい時は】
営業の世界では「行動しろ」
という指導が良くあります。
おそらくビジネスも同じだと思います。
しかし、やれば良いことはわかるけど、
行動ができない、続かないといことはありませんか?
私は良くありました。
例えば、保険営業でのテルアポ。
これは前にも書きましたが、
「アポを取りるため」に電話していたので、
断られた時に拒絶されたと感じて嫌になりました。
今は「お役立ちできる人を探すため」に
電話をしているので、特に抵抗はありません。
「行動しろ」という指導は正しいと思います。
「行動」がなければ「結果」も出ません。
人間の行動原則
「感じる→考える→行動→結果」の通りです。
「行動」がなければ、「結果」はありません。
しかし、「行動」だけにフォーカスするのも違うと思います。
大事なのはその手前にある「感じる」「考える」です。
テルアポが続かなかった理由は
「アポを取るぞ」という私の「考え」と
断られた時の拒絶感を「感じた」こと。
今テルアポできる理由は
「人を探す」という「考え」と
拒絶を「感じない」こと、
見つけた時に喜びを「感じる」こと。
パワフルな「行動」の裏には
強い「感じる」「考える」が必須です。
嫌な「感じ」をに抑えて、
無理やり「行動」することは
一時的には可能です。
しかし、それを長期継続したり、
パワフルにしたりすることは不可能です。
このことに気づかせて、
自分を変化させてくれたのは「振り返り」です。
振り返りでは、下の8項目を自問します。
①起こった出来事
②その時の感情
③その理由・気づき
④その本質はなにか
⑤それに対する思い
⑥今後どう行動するか
⑦その結果どうなるか(予想)
⑧感想・感謝
未来を考えた時大事なのは
⑥今後の行動と⑦結果予想の部分です。
過去の振り返りから今後の行動を決め、
その結果どうなるかを予想することで、
「行動」への「感じる」「考える」を育てます。
それが行動を加速させるのです。
もし「行動」が続かないと思っている時は
ぜひ「振り返り」をして、その「行動」の手前に
どんな「感じる」「考える」があるのか自問してみて下さい。
昔は「行動」できない自分を責めていましたが、
そんなことは必要ありません。
ポイントは「感じる」「考える」です。
ぜひ、自分を見つめてみてください^^